僕はある日、統合失調症になりました。視線コントロールのことが気になり、家でできる仕事をするためには余程能力がないとダメだろうからと考え、将来のために勉強しだしたことがきっかけのようです。
症状としては、まず、幻覚が浮かんでくるようになりました。僕の場合は辛かった中学のことやその後の人間関係のトラブルに関する記憶が浮かんできて再び同じ経験を繰り返しているかのように感じるというものでした。それをフラッシュバックというのかも知れませんが、現在の主治医は幻覚と呼んでいます。酷い時期は、浮かんできて数秒経つとまた別のが浮かんで来るという繰り返しでしたが、現在はいくらか頻度が下がって多少楽になっております。
次に、終始見られている(監視されている)感覚を感じるようになりました。統合失調症の人がよく感じるもののようです。現在はありません。
初めの診断名はうつ病でしたが、その後、統合失調症の本やパンフレット勧められるようになりました。僕の医者はすぐに枠に当てはめて考えようとはしないタイプのようです。
処方された薬はどれも気持ち悪く苦しくなるものばかりで副作用に苦しみました。そのため、薬を何度も変えてもらったり量を減らしてもらったりしたのですが、それでも飲んだり飲まなかったりを繰り返しました。後に、こうした行為が再発へ繋がるという事実を知り、現在はちゃんと薬を毎日飲み続けております。
特にひどかった副作用
・胸と腹の間辺りが気持ち悪く苦しくなる(内側から破壊されそうな感覚と表現している)
・ある薬を飲んで1時間ほど経つといつも悲しくなり、強い厭世観に苛まれる。悲しい原因は分からない
・頭脳作業がうまくいかなくなる。これは病気によって覚醒状態になり、その後通常の状態に戻ったときに知能の低下を感じると話す人もいますがそれとは違います。通常の状態よりも下がるのです。具体的に言うと本を読んでも楽しくない。読書や勉強による快楽を感じなくなるということです。薬をやめるとうまくいくようになる。おそらく、薬のドーパミンのバランス調整による影響でしょう。
これらを感じたことがあるのは僕だけではないでしょう。疲れやすくなったり、ボーッとしたり、便秘になったり、食欲が増したりするのはある程度我慢ができますが、これらはかなりきつかったです。人によっては同じ薬でも平気なようで、薬との相性はあるようです。現在はそれほど副作用の酷くない薬にしてありますので、続けることができております。
中学卒業直後(統合失調症になる前の時)、少年センターのおじさんや母や精神病院から精神安定剤をもらって飲んだときは苦しく、気持ち悪くなりました。また、クリニックで薬をもらって飲んだときも、良くなることはありませんでした。統合失調症になった現在でも、薬を飲むことで精神状態は保たれていますが、視線コントロールの問題には効いていません。
幻覚が浮かんできても、監視されている感覚があっても、初期の頃は現実と妄想の区別ができておりました。ところが、薬を飲んだり飲まなかったりした挙げ句、飲むのをやめてしまったのがまずかったのでしょう、ある日、現実と妄想を混同するようになってしまいました。ですが、どうやら病気による妄想のせいだということが分かるとそれもしばらくの間治まりました。
視線コントロールが気になるため、病院のデイケアには参加せず1対1でできる作業療法を受けておりましたが、これで視線や統合失調症が良くなったりはしませんでした。